埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 824
■ 種類 学会発表
■ タイトル 大気質モデルにおける二次生成無機粒子のモデリングと予測性能
■ 著者 速水洋    (財)電力中央研究所
長谷川就一    (独)国立環境研究所
米持真一    埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実    埼玉県環境科学国際センター
飯島明宏    群馬県衛生環境研究所
熊谷貴美代    群馬県衛生環境研究所
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2008
■ 誌名・巻・号・年 第49回大気環境学会年会、都市大気エアロゾル分科会・大気環境モデリング分科会、平成20年9月17日
■ 抄録・要旨 PM2.5濃度の改善には、依然としてSIA(SecondaryInorganic Aerosol)対策が重要である。本講演では、大気質モデルにおけるSIAの取り扱いと、大気質モデルのSIA濃度予測性能についての話題を提供する。  長期平均濃度:狛江における観測データとの検証では、硫酸塩濃度の予測精度は良好であったものの、硝酸塩は都市部でやや低く、郊外で高く見積もる傾向が見られた。  短期高濃度:FAMIKA観測データ(前橋、騎西、狛江)との比較では、モデルの予測傾向は長期平均濃度に対するものとほぼ同等であり、特に前橋における硝酸塩濃度が過大評価となり、この再現性向上がSIAに関するモデリングの最大の課題であった。
■ キーワード PM2.5,無機二次エアロゾル(SIA),硫酸塩(サルフェート),硝酸塩(ナイトレート),大気質モデル

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